OPテーマ ♪旅を忘れた瘴鶴は 鉄底海峡に棄てましょか 旅を忘れた瘴鶴は 加賀先輩がぶちましょか♪ こんにちは 正規空母瘴鶴です。 本日は、千葉県野田市への旅となり、目標地は大きく2つとして設定しました。 今回の旅の起点は大目標の1つとして設定した、野田市関宿町にある鈴木貫太郎記念館です。 現在記念館は、屋根からの雨漏りによりロビー及び展示室が浸水したため、臨時休館となっとており、内部で鈴木貫太郎の生涯を映像としてまとめた資料が公開されるのみとなっています。 鈴木貫太郎は内閣総理大臣として太平洋戦争を終戦に導いた人物ですが、その生涯は軽小説の主人公としか言いようのない、波乱に満ちたものでした。 記念館からほど近い場所には、鈴木貫太郎の墓所のある実相寺があります。 鈴木貫太郎の位階は内閣総理大臣海軍大将従一位勲一等功三級男爵。 海軍士官としては海軍次官、連合艦隊司令長官、海軍軍令部長を歴任したという経歴を持ちます。 こちらは他箇所で目にする元勲の巨大な墓標と違い、ごく普通の墓標です。 ご挨拶を兼ね、墓標に一礼合掌を行います。 死の直前、「永遠の平和、永遠の平和」と言ったと伝えられる鈴木貫太郎。 現在の世界を見たら、どのように感じるのでしょうか。 実相寺を離れ、北に約1km移動します。 千葉県マスコット『チーバ君』でいうところの鼻の最先端にあたる位置にある、こちらは千葉県立関宿城博物館です。 じつはこちらは今回の大目標ではなく、この先のある地点が目標地となります。 地図上下部赤丸が現在地関宿城博物館 その先にある江戸川流頭部が今回の目標点です。 関東平野を流下する国内有数の大河利根川がもっとも大きく分流するこの個所はいったいどのような箇所なのでしょうか。 というわけで、江戸川流頭部に向かい、未舗装道路を歩きます。 春も近いこの季節、どこからか鳥のさえずりが聞こえてきます。 風は穏やかに吹き、水のにおいをこちらに運んできます。 歩くこと約30分で目標地点に到着です。 水はただ流れていますが、向かって左に行く水は江戸川となり東京湾へ、右に行く水はそのまま利根川として流下することとなりますが、行きつく先は同じ太平洋です。 川の流れと同様に生物の生涯も、別れても最後は同じ時点にたどり着くのでしょうか。 川はやがて海へ、生物はやがて幽明境の先へと。 ここで、時間の関係等もあり今回の旅は終了となりました。 EDテーマ ♪いえいえそれはなりませぬ 旅を忘れた瘴鶴は 悪疫収まるそのあとに 忘れた旅を 思い出す♪ 大変良い旅でした (終) (収録日:令和5年3月14日) |