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ナス・スナイパーカスタム~
事の起こりは20世紀末、ナスが初めてデジカメを手にしたときに遡りナス
その時買ったのはコダックのDC-215 Zoomという2倍の光学レンズ付きの機械ナスた
「これの前にエアガンのスコープ置けばもっと望遠になるんじゃ?」とか思って
棒の上にスコープとカメラを括り付けて初歩的な実験をして一応いけるっぽい?
という感触は得たものの別に使う用事があるわけでもないのでそこまで止まりナスた
で、約20年後の2018年、1月31日の皆既月食を撮るにあたってスコープを三脚に
くくり付けてカメラは手持ちで撮影しナスたが全然安定しない(結果がコチラの画像)
のでもうちょっと本気で行ってみよう、とこんな落書きをして材料調達・作業を開始
ちなみにむかしこち亀で「フォトスナイパー」というロシアのカメラについて読んでたので、
まあ、それが念頭にありナスた
で、こちらが3月初旬の状況
角材に現在使用しているカメラ(SONY nex-5(1~3倍の光学ズームレンズ搭載))を固定できるようにして、
その前に6~24倍に調整可能なエアガン用スコープをマウントしたもの
これに三脚を付けられるようにしてその他あると便利っぽいものを加えたものが次の画像のものになりナス
はい、町中に持ち出したらすぐにポリスとお友達になれるやつナスね、コレ
結局主に追加したのは
・三脚(取り外し可能)
・グリップ(エアガンの89式小銃のジャンク部品。トリガーの位置にリモートシャッターのスイッチを追加)
・肩当て
・持ち運び用ハンドルと肩掛けの帯
・カメラ保護枠(画像ではカメラは非搭載)
・大まかな照準つけ用のドットサイト
・三脚との固定を2点にするためのクリップ付き微調整可能アーム
・(写ってないけど)手入れ用具とか備品のケース
などなど
グリップを付けたらあからさまに銃っぽくなっちゃいナスた
黄色いテープをあちこちに巻き付けたあたりがナスのせめてもの良識ナス
では撮影
まず地上目標。ナス亭近所の歩道橋から約11㎞南の国土交通省大楠山レーダー(高さ55m)をシュー!
(狙撃ポイントまではバッグに入れて運びナスた。もちろん。残念ながらヴァイオリンケースではないナス)
一応スコープを通した画像の方が綺麗に撮れナスた
照準器のクロスヘアが入りナスが
ちなみにカメラマンの宮嶋茂樹氏がバケツみたいなでかさの望遠レンズを使って
東京拘置所内の教祖をスクープしたときの距離が1キロちょいだったとか
続いて因縁の目標、月(距離約38万㎞)をシュー!
スコープを通した画像の方はなんとかクレーターまで判別できるようになりナスた
照準器のクロスヘアが入りナスが
素のままはAFだとピントが合わなかったのでマニュアルで撮影
撮影時にはこのような感じになりナス
ブレを抑えるためカメラ本体のシャッターやトリガーは使わず、離れたところからリモートスイッチで
シャッターを切るのが基本になりナス
それでも結構な重さを2点だけで支えてるので風とかあるとゆらゆら揺れナス
キロ単位の遠方の被写体をライフルみたいに手で構えて狙うのはブレまくって全然無理ナスた
(実際の小銃も普通の訓練された射手が人間大の的を狙えるのは良くて400mくらいと聞きナス)
アレ?これひょっとしてグリップと肩当て無駄ナスた?
けっこう苦労してつけたのに…
最後に89式小銃(マルイの電動ガン)と一緒にパチリ
むかしから作ってみたかったものではありナスたがまともな意味で実用する(できる)機会はあるんだろうか…
ともあれ一応機能としてはまあ成功の範疇なので気は済みナスた
以上~
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